アグリおきでは、牛が本来の姿で生きられるよう放牧にこだわり、繁殖牛と肥育牛あわせて約40頭を育てています。牛舎では母牛と子牛のケアを行い、一定の時期に自然豊かな放牧場へ移動。草を食み、傾斜を歩くことで健康に育ちます。牛にとって優れた環境があるからこそ、私たちはおき放牧牛の存在、そしてこの地で牛を飼うことに誇りを持っています。

経産牛は出産を経験した雌牛のこと。繁殖の役目を終えた後、約1年間の再肥育期間中に、肉質を向上させるための適切な飼料を与えることで旨味が増し、より高品質な食肉となります。その持ち味は旨味が凝縮された赤身肉。脂肪分が少なくヘルシーでありながらも深いコクと風味が楽しめます。また食感がしっかりとしているので、特にステーキやローストビーフのような旨味を楽しみたい方に最適です。

隠岐の自然が育む無数木々や野草。ハーブソルトやバジルペースト、あるいはくろもじ花茶の原料は、アグリおき敷地内の農園やすぐ近くにある森林に自生するものを使用。大地が水が宿す生命力を吸収したからこそ、力強い香りや風味を持っています。

わたしたちは牛の世話だけでなく、隠岐の食材を使ったレストランも営んでおり、このショップで販売するのは、お店でも提供する牛肉や加工品、あるいは調味料です。
野菜の栽培、料理の下ごしらえ、そして素材の持ち味を際立てる加工品づくり。そのすべてが島のおいしさ。どれ一つ欠けても、私たちの取り組みは成り立ちません。
一つひとつのプロセスに手を抜かず、家族のように大切に育んだおいしさを、自信を持ってお届けします。